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ルイズぅぅうううわぁあああああんのガイドライン 511 名前:水先案名無い人 :2007/09/12(水) 00 09 10 ID vT2VBqB60 全選手入場!虎殺し!武神!独歩ぉぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!稲城ロジャージャガッタぁああぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!護身護身!ゲランゲラン!打撃対策!いいディフェンスだなぁ…くんくん んはぁっ!千春たんの11歳の関西円光をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!! 間違えた!テコンドーしたいお!バウンサー!用心棒!冥土の土産!メイドの土産…きゅんきゅんきゅい!! 刑務所のアイアン・マイケルたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!! 腹違いの弟と会えて良かったねジャックたん!あぁあああああ!かわいい!かませたん!かわいい!あっああぁああ! 柔術の本場も秒殺されて嬉し…でかぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!! ぐあああああああああああ!!!解説者なんて実戦じゃない!!!!あ…キックもサンボもよく考えたら… 首 筋 に 視 神 経 は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!死角がなぁああああああああああ!! そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ツンデレぇえああああ!! この!燃える闘魂!やめてやる!!医者なんかやめ…て…え!?見…てる?横綱のパパりんが僕を見てる? 滅茶苦茶にヤラれたちゃんが僕を見てるぞ!薫ちゃんが僕を見てるぞ!ニューヨークの鋼鉄人ちゃんが僕を見てるぞ!! 神心会の切り札ちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほぉおおおおおおお!!!僕には地上最強の男がいる!!やったよ光成!!ひとりでできるもん!!! あ、コミックのバキちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!! あっあんああっああんあリザーバー様ぁあ!!カ、カポエイラー!!栗木ぃぃああああああ!!!馬場ァぁあああ!! ううっうぅうう!!俺の想いよ観客へ届け!!到着次第皆様へ届け! 関連レス 512 名前:水先案名無い人 :2007/09/13(木) 00 37 22 ID D1rOYksq0 511 クソワロタwww たまに見かけるけどこれ元ネタなんだっけ? 513 名前:水先案名無い人 :2007/09/13(木) 00 57 29 ID PWW2Hc2y0 512 ルイズぅぅうううわぁあああああん のガイドライン http //ex20.2ch.net/test/read.cgi/gline/1189397033/ コメント 名前
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ルイズぅぅうううわぁあああああんの歌(仮) るいすうううううわああああああんのうたかつこかり【登録タグ:VOCALOID mgimgi 巡音ルカ 曲 曲る 曲るい】 曲情報 作詞:? 作曲:mgimgi? 編曲:mgimgi? 唄:巡音ルカ ジャンル・作品:VOCALOID カラオケ動画情報 オフボーカルワイプあり オンボーカルワイプあり コメント 名前 コメント
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うたわれるものらじお 第37回 メイン:小山力也(ハクオロ役)さん、柚木涼香(エルルゥ役)さん 名言、名台詞 「んっもう、いけずぅ」 「覚えてますよね?」 「覚えてますよねぇ…?」 「覚 え て ま す よ ね ぇ ・・・?」 「キン付きらじおでございます」 レビュー、感想文 ラジオ関西版(070316) CHAPTER X ! | うたわれるものらじお #37 関西版 テトレト空想我学 うたわれるものらじお#37 ラジオ関西版 せい☆どく - うたわれるものらじお(地上波Ver) 37回目 田代具 ■うたわれるものらじお(地上波版) 感想 裏・日々マタリ うたわれるものらじお #37 イベントなんですよねw@ラジ関版 よもやま亭本舗~離れ~。 うたらじ関西版37回感想だの。 ぺたん庫 うたわれるものらじお第37回・ラジオ関西版 だいちゃんの時間を見つけて書く日記【新天地にて】 - うたわれるものらじお(小山力也、柚木涼香)@ラジ関版@3/16 音泉版(070319) うたわれるものらじお 020 深みにはまるのが怖いんだそうです、力ちゃんは。 陽が沈む丘 - うたわれるものらじお #37 せい☆どく - うたわれるものらじお(音泉Ver) 37回目 空舞う竜の日記 うたわれるものらじお 第37回 うたわれらじお第37回 くじらのゆめ Blog♪ うたわれるものらじお 第37回放送分|生まれたての31歳 el vuelo nocturno ふつおたコーナーの柚ちゃんに(*´д`*) うたらじファンサイトファンブログ うたわれるものらじお-第37回 ヘタレていく日々 : うたわれるもの らじお#37 よもやま亭本舗~離れ~。 うたらじ37回音泉版感想とか。 からしめ堂日誌 うたわれるものらじお 世捨て人の備忘録 ネットラジオ:うたわれるものらじお 第37回 萌興画展雑記(もっこうがてんざっき)- 萌えゆく名言名台詞はいつまでも うたわれるものらじ第37回 3月19日 ランツァの日々のつぶやき 「うたわれるものらじお」#37、聴いてみた 君と引きこもりあうエヴリデイ | うたわれるものらじお37。 「うたわれるものらじお #37」を聴く - 怪鳥の【ちょ~『鈍速』飛行日誌】 - 楽天ブログ(Blog) 総督府資料館雑記張 「うたわれるものらじお」 第37回感想 A TALE FOR YOU うたわれるものらじお 第37回 感想 Yahoo!ブログ - 閑談~かんだん うたわれるものらじお 第37回 イラスト、Webcomic ごがつ屋 うたらじ37回感想よんこまそのいちとに CAT NOODLE (Note:07/03/24) 名前 コメント すべてのコメントを見る
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ルイズ!ルイズ!ルイズ!ルイズぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ルイズルイズルイズぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ!ルイズ・フランソワーズたんの桃色ブロンドの髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!! 間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!! 小説12巻のルイズたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!! アニメ2期放送されて良かったねルイズたん!あぁあああああ!かわいい!ルイズたん!かわいい!あっああぁああ! コミック2巻も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!! ぐあああああああああああ!!!コミックなんて現実じゃない!!!!あ…小説もアニメもよく考えたら… ル イ ズ ち ゃ ん は 現実 じ ゃ な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!! そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ハルケギニアぁああああ!! この!ちきしょー!やめてやる!!現実なんかやめ…て…え!?見…てる?表紙絵のルイズちゃんが僕を見てる? 表紙絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!ルイズちゃんが僕を見てるぞ!挿絵のルイズちゃんが僕を見てるぞ!! アニメのルイズちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはルイズちゃんがいる!!やったよケティ!!ひとりでできるもん!!! あ、コミックのルイズちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!! あっあんああっああんあアン様ぁあ!!シ、シエスター!!アンリエッタぁああああああ!!!タバサァぁあああ!! ううっうぅうう!!俺の想いよルイズへ届け!!ハルゲニアのルイズへ届け
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【名前】万 花琳(ワン=ファリン) 【性別】女 【所属】魔術 【能力】陰陽克殺 【能力説明】 この世の万物は「気」によって構成され、それが陰陽に別れているというのが陰陽説の理論。 陰陽のバランスを崩せばイザナギの失敗した神産みのように万物の組成を乱すことになる。 この術式はそのバランスを徹底的かつ精密に崩壊させることで物質を消し飛ばすことができる。 発動は両掌から。ただし自分も「気」で構成されている為、自爆のリスクを孕んでもいる。 このリスクを抑える為普段は一定以上の「陽気」のみ対象にするセーフティをかけており、 「陽気」を与える治療用の術式と併用することで大規模な範囲攻撃をも可能としている。 【概要】 業界では『壊滅贈与(ホワイトエレファント)』として広く知られている魔術師。 依頼一回につき一回の戦闘を行い、確実に敵対者を壊滅させることからこう名付けられた。 魔術サイドでも名前と顔は知られているが、手口については未だに謎に包まれている。 正体は身一つで世界中を旅して回る中学生くらいの年齢の少女。 慇懃無礼な性格で非常に恩着せがましく、軽薄な感じの雰囲気。一見するとコメディ世界の人。 ただ、殺るときはきっちり殺るタイプの性格で、おふざけとマジの境界線が分かりづらい。 魔法名は『Sanatio117(遍く苦痛に束の間の癒しを)』。 彼女曰く、今の自分は致命的なエラーを起こしたプログラムのようなものなんだとか。 【特徴】 長髪をツインテールにした巨乳美少女。東洋人らしい顔立ちだが全身総白髪。 服装はほぼ全裸で、さながらプレゼントのラッピングのように身体中にリボンを巻き付けているだけ。 胸元に花のようなリボンの結び目があることを除けば、意匠らしき意匠もまったく存在しない。 超目立つはずだが、魔術で何とかしているのか旅先で騒ぎを起こすようなことはない。 【台詞】ハイテンション系敬語。誰でもお客様、~様と呼ぶ。 「はーい壊滅贈与ちゃんですよ! 呼んでない? 帰れ? そんなぁーお客様ってばいけずぅー☆」 「日本語も話せますのでご心配なく☆ ……いえ? 語学に堪能なわけではなく、昔取った杵柄です」 「あはーはーご安心をお客様! 壊滅贈与こと花琳ちゃん、安全はともかく勝利は保障いたします!」 「原初の巨人しかり第五元素しかり、洋の東西を問わず宗教には万物の根幹を成すモノがあるのです。 何事も根幹を抑えた方がお手軽でしょう? あ、企業秘密。聞いたお客様には死をプレゼントーっ☆」 「あ、はは。あはは!! 素晴らしいですよお客様! それでこそ私が求めた境地ってモンです!!」 【SS使用条件】 特になし
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元スレURL 穂乃果「うみちゃああああああんただい」海未「帰れ」 概要 大学一回生の海未は今日も自由人な穂乃果に引きずられ… 大人だけど大人じゃない、素晴らしくも儚いモラトリアムな日々 タグ ^園田海未 ^高坂穂乃果 ^μ’s ^A-RISE ^ほのぼの ^コメディ 名前 コメント
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おざこう!おざこう!おざこう!おざこうぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!! あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!おざこうおざこうおざこうぅううぁわぁああああ!!! あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん んはぁっ!おざこうたんの茶色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!! 間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!! 全員宛でしくしく泣くのおざこうたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!! Mの帽子が似合ってて良かったねおざこうたん!あぁあああああ!かわいい!おざこうたん!かわいい!あっああぁああ! ブログも始まって嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああああん!!ぎゃああああああああ!! ぐあああああああああああ!!!中国なんて日本じゃない!!!!あ…MOB2もブログもよく考えたら… お ざ こ う ち ゃ ん は 日本 に い な い?にゃあああああああああああああん!!うぁああああああああああ!! そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!ちゅうごくぅぁぁああああ!! この!ちきしょー!やめてやる!!日本人なんかやめ…て…え!?見…てる?アイコンのニコニコおざこうちゃんが僕を見てる? アイコンのおざこうちゃんが僕を見てるぞ!おざこうちゃんが僕を見てるぞ!ブログの向こうのおざこうちゃんが僕を見てるぞ!! Mの帽子のおざこうちゃんが僕に話しかけてるぞ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ! いやっほぉおおおおおおお!!!僕にはおざこうちゃんがいる!!やったよ恭介!!ひとりでできるもん!!! あ、ころころ機能の追加をしてくれるおざこうちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!!!! あっあんああっああんあ震天!!れ、裂空斬!!光旋風ぅうううううう!!!滅砕神罰攻撃ぃいいいいいい!! ううっうぅうう!!俺の想いよおざこうへ届け!!PCの向こうおざこうへ届け!
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映姫「本日の勝負内容は『麻婆豆腐大食い』なんですが・・・ なんで選手のあなたがエプロン姿なんですか?」 アリス「知らないわ。わざわざこんな格好させたジャッジ主に聞いてよ。」 さとり「『"麻婆豆腐を作る勝負"だと間違えてプロット組んでしまったからその名残』とのことです。 オチは『神綺様が完璧な手順で麻婆豆腐を作ってたのになぜか出来上がったのは巫女服』 で、私達の勝ち。・・・だったそうですよ。」 こいし「お姉ちゃん、便利だね。」 さとり「『まったくもって。』だそうです。 人を使って代弁しないでいただきたいですね。 トラウマ想起させますよ?」 神綺「エプロンがいやならここに巫女服が・・・」 アリス「例の邪魔がこないうちに始めましょうか。」 神綺「あらあら、いけずぅ。」 -ファイト開始- こいし「で、なんでアリスのおねーちゃんは食べないで料理してるのさ。」 アリス「いや、せっかくこの格好なんだし、それに・・・」 さとり「・・・『私が作った料理ならマ・・・神綺様は残さず食べてくれるから。』ですか。 私がいるからってわざわざ頭の中でも言い換えなくていいんですよ。 ついでに『せっかくだから手料理をご馳走したい。』 勝負は"ついで"ですか。」 アリス「///」 神綺「(にこにこ)」 こいし「やれやれ・・・家族って、いいよね。」 さとり「なら、こいしの分は私が作りますか。 指定が"パワフルさとり"なので 今日こそは中華なべも自在に振れる気が・・・。」 こいし「だーめ! そう言ってひっくり返したこと何度あると思ってるの!!! 私も一緒にやるの!!!」 神綺「あらあら、なら、そっちは私が手伝ってあげましょうか?」 そんなこんなでみんなで楽しい晩御飯になりました。 おしまい。 幽々子「なんだか・・・」 霊夢「出て行ける雰囲気じゃあ・・・」 ルーミア「ないのかー・・・。」 星「流石にあの空気をぶち壊すのはどうかと・・・。」 豊姫「夜雀の屋台にでも行きますか・・・。」 映姫「私もご一緒させてください・・・。 途中からファイトがどうのと言える空気じゃなくて・・・。 ちなみに勝敗はアリスさんの戦略どおり『娘の作った料理は残さない』精神が生きて 神綺・アリスペアの勝ちでした。」 霊夢「それでも判定はするのね。」 結果:『娘の作った料理は残せない!!!』神綺・アリスペアの勝ち さとり「なになに・・・『前のジャッジネタも思いついたんだけど、投下していいかなあ。』 ですって? だから人を使って代弁するなと。」 つ想起『いまだに取れない金閣寺』 こいし さとり アリス コスプレ コンビ戦 大食い 姉妹 神綺 親子
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13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/02/09(水) 00 54 46 ID PMTeba260 [2/2] / / . .. ./ . ィ . . / . . . . ‘,兄貴!兄貴!兄貴!兄貴ぃぃいいうわぁあああああああああああああああああん!!! .′ i .. /.. / i . / ′ i ヽ ヽ . ハあぁああああ…ああ…あっあっー!あぁあああ!兄貴兄貴兄貴ぃぃいわぁああああ!!! | ,{ { . ... /一x. | /| { { . . .i ! iあぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハー! {ハ . . イ /__ ヽ{ i {| { . 、 .. ..! } } . }! クンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!あぁいい匂い…くんくん 乂 Vヽ {ヤiうミx 八 . | {ハ ト_ \. } レ' ′ } んはぁっ!京介の髪をクンカクンカしたい!クンカクンカ!あぁあ!! ,. -―‐v' 小 ト リ ヽN ≦_ ̄` ミ }/ィ' ; .′' .′ぎゅってしたい!抱きしめてぎゅぎゅ!鋭利な髪に顔埋めたい!…きゅんきゅんきゅい!! / ` ー┴j_/ ⌒` , 彳厂 ミiy `匕ムィ / / / ′アメリカまで迎えに来てくれた兄貴かっこよかったよぅ!!ふぁぁあああんんっ!! / ー― y >ミ== 、 _ヒ.. .ソ}》 ノ‐一 '/ / / !こんな可愛い妹が居て良かったね兄貴!あぁあああああ!かわいい!京介!かわいい! / ` ーy' \// >\ `ヽ / . イ /イ . . {兄妹に生まれて嬉し…いやぁああああ!!!にゃああああああん!!ぎゃああああああ!! ノ _rー ノ ミメ、 ≧チ</ >z..__ ≦__ 彡'‐ '/ . 八ぐあああああああああああ!!!兄妹じゃ恋人になれない!!!!あ…よく考えたら… / /´  ̄´ヽ /\> 、 ミ ‐く , {フ / / | 八 ヽ兄 妹 は 結婚 で き な い?にゃあああああああああああああん!!うぁあああああ!! / ノ { V / 丶 / \, \ ∨ /i | | .ヽ . \そんなぁああああああ!!いやぁぁぁああああああ!!はぁあああん!!メルルぅううううう!! / / 丶 ヽ / / r'ー- ` }∨. . 人 { . ..{\ .. 、 .\この!ちきしょー!やめてやる!!兄妹なんかやめ…て…え!? . 〈 ∨ / 乂_{ ヽ /{/| . / ヽ| . ..| ` ミ{`ー‐見…てる?パッケ絵のりんこりんがあたしを見てる!取説のりんこりんがあたしを見てる! / 人 ノ丶' `ソ / |/j/ \ . {モニターのりんこりんがあたりに話しかけてる!!!よかった…兄妹でも結ばれることは出来るんだっ! / / } {\ / / ∨, ∨ 八いやっほぉおおおおおおお!!!あたしにはりんこりんが付いてる!!やったよメルル!! , \ 、 ハヽ丶 { イ { i/ } { ‘,あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー! / \ ヽ ヽ{ 、 \ ハ { レ′ 人 . ‘,あっあんああっああんあアルト様ぁあ!!ブシドー!!岡崎さいこおおお!!!! .′ { \ ヽ_、 \丶 } | } イ .. .. 、 ヽ ううっうぅうう!!あたしの想いよ兄貴へ届け!!隣の部屋の京介へ届け!
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SS41 1 「りっちゃあああああん」 「おわっ!?」 とある日の放課後。 部室に入るやいなや、猪のような勢いで何かが猛烈なタックルをくらわせてきた。 「いてて……なんだあ?」 ドアの角にぶつけた背中を撫でつけながら視線を落とす。 猪の正体。それはあたしのお腹にぐりぐりと顔を押し付けている唯だった。 ……なにやってんだ、こいつは。 「こら唯、どこの猪かと思ったぞ」 「…………」 「とっつかまえて唯鍋にしちゃうぞ……って」 「…………」 「唯?」 反応がない。ぽんぽんと後頭部を叩いてみても、やはり唯は顔をあげない。 「……どした?」 中腰の姿勢だったあたしは、そのまま床に膝をつく。 唯もそんなあたしの動きに合わせて床にぺたりと座りこむと、ぐずぐずと鼻を鳴らした。 「え、ちょ……泣いてんの?」 明らかにいつもと様子の違う唯が急に心配になって、声のトーンを落とした。 顔を上げさせようと唯の頭に手を乗せるが、唯は子供のようにいやいやと頭を振るばかりだ。 「唯、なんかあった?」 「…………」 「なんか言えって。心配になるだろ」 「……たし……」 「え?」 胸元から聞こえてきたかすかな声を聞き逃さないように、耳を傾ける。 「わたし、傷ものになっちゃった……」 「な……」 何を言って、そう言おうとして、ふいに唯の太ももが目に入った。 めくれたスカートから、ちらりと覗いているのは――真っ青な痣。 唯の泣き声を聞きながら、さあっと血の気が引いていくのを感じる。 まさか……まさかまさかまさか。 「おい、唯! 何があったんだ!?」 「…………」 「誰かに何かされたのかっ!?」 引いた血が今度はかあっと逆流していく。 茹で上がった頭で力任せに唯の体を引きはがし、その顔を覗き込んだ。 ……ところが。 「………………ん?」 間近で見る唯の顔。 そこに涙の跡なんて全くなくて、唯はきょとんとした顔であたしを見ている。 「……あの、唯さん?」 「う、うん」 「まさかとは思うけど……」 「…………」 「……演技だったとか言わないよな?」 「………………えへへ」 眉を八の時にして、唯は誤魔化すように笑った。可愛い笑顔だ。だが許さん。 「こらー! お前ってやつは!」 ぎゅむーっともちもちのほっぺたを挟み込む。 「ぎょ、ぎょめんなひゃい……」 「冗談で言っていいことと悪いことがあるだろ……まったく」 「あ、あのね、すぐにドッキリ成功ってやるつもりだったんだけど、なんかそんな雰囲気じゃなくなっちゃって…… あ、この痣ね、昨日の夜に寝返り打ったら思いっきりギー太にぶつけちゃって」 結構痛いんだよ~、なんて呑気なことを言いながら、唯はこちらを見た。 「あの、りっちゃん」 「なに?」 「……心配させちゃってごめんね。あと嘘ついてごめんなさい」 申し訳なさそうに謝る唯を見たら、怒りもしゅるしゅるとしぼんでいく。 唯のこの顔って反則だと思う。あたしって本当に唯に甘い。 「はあ……もういいよ。何にもなかったんならそれが一番だし。でももう変な冗談はやめろよ」 「はあい。……ねえ、りっちゃん」 「うん?」 「私のために怒ってくれてありがとう」 「う……」 「ビックリしたけど、すごく嬉しかったよ」 「ま、まあ唯はあたしの大事なともだ……」 そこまで言って、あたしは唯の目をちらりと見た。 「……唯はあたしの大事な人だから」 わざわざ言い直した意味に、唯は気が付いてくれるかな。 そんな淡い期待を持って唯の様子を伺ってみたけれど、 「えへへ、ありがとー。私もりっちゃん大好きだよ」 「…………」 やっぱり唯は唯だった。 2 天井から滴が落ちる。 ひんやりと冷たいそれがあたしの二の腕に落ちて、思わずうひゃあと間抜けな声がこぼれてしまった。 二の腕をさすりながら肩までお湯につかって、あたしは天井を見上げる。 湯気をぼんやりと眺めながら、そっと目を閉じた。 「……なにやってんだかな」 思い出すのは放課後のこと。唯にだまされたことは……まあ良い。問題はその後だ。 「中途半端……」 あたしは、唯に気持ちを伝えたいのか伝えたくないのか……どっちなんだろう。 この胸に渦巻く気持ちの正体を知ったのは、つい最近のことだった。 きっかけは、特にない。 毎日毎日ふたりで楽しく過ごして、とある日唯にきゅっと抱きつかれて、 そしたらなんか「好きだなあ」って自分でもびっくりするくらい自然にそう思ったんだ。 考えてみれば唯は女のあたしから見ても可愛くて、ほわほわしてて、面倒見てやるのが楽しくて、 ちょっと不器用なところがあって、でも不器用なりにまっすぐで。 あたしが悩んでいたり不安そうな顔をしていたら、すぐに声をかけてくれる。 力になろうとしてくれる。 ……こんなの、好きにならないはずがないじゃないか。 お湯を両手ですくって顔にかける。 伝えるつもりはないんだ。普通に考えて言えるはずがない。 というか、唯はあたしが告白したところで、その意味に気が付かないんじゃないだろうか。 あいつ、お子様だし。 「……くそ」 湯船からあがって椅子に腰を下ろした。 鏡に映った自分。長い前髪がうっとうしくて右手でサイドに分けた。 にいっと笑ってみる。不器用な笑顔だ。 伝えないって決めたはずなのに、唯に気が付いてもらおうとして、「大事な人」なんて中途半端なことを言ったりする。 そうやって、あたしは中途半端な自分がどんどん嫌になるんだ。 ……でもさ。時々思う。 好きな人に振り向いてもらいたいって思うことは、そんなにおかしなことなのかな、って。 3 数学の先生の言ってる意味がさっぱり分からなくて授業にも飽きてきた。 ……というのはさすがに受験生としてはまずい発言かもしれない。 (いい加減本腰入れて勉強しないとな……) 黒板に書かれた数式の意味を教科書で調べながら、そんなことを思う。 結局あたしの集中力は続くことはなくて、頬杖をついて先生の背中を眺めるだけの時間に変わる。 「…………」 考えるのは唯のこと。最近、時間さえあれば唯のことを考えている。 先生にばれないように後ろを見ると、教科書を忘れて姫子と机をくっつけている唯が見えた。 問題の答えでも教えてもらっているのだろうか、唯は一生懸命に姫子の手元を覗き込んでいる。 なんか唯、嬉しそうだ。姫子も唯のころころ変わる表情を見て楽しそうにしている。 (……見るんじゃなかったな) 唯が自分以外の人と楽しそうにしてる姿を見るだけで、もやっとした何かがこみあげてくる。 そうなれば決まって自己嫌悪に陥って、あたしの心はたちまち痛みだす。 なんつー面倒な性格だって自分でも思うからこそ、誰にもそんな自分を知って欲しくないと思う。 澪にもムギにも梓にも、それから唯にも。 (……やめやめ) こんなこと考えたってどうしようもない。 あたしはぶるぶると頭を振って、視線を前に戻す。 と、その時、 「あー、分かった! ありがとう! 姫子ちゃん大好き!」 「ちょっ、唯……」 教室に唯の声と、困惑したような姫子の声が響いた。 みんなの視線が自然と教室の後方へ向くと、唯ははっとしたような顔をあげる。 「平沢さん、立花さんに教えてもらうのはいいけど、声は出さないように」 「す、すいません……」 くすくすと教室が和やかな笑いに包まれて、すぐに先生は授業を再開する。 「…………」 あたしはじっと先生の持つチョークを眺める。 余計なことは考えたくないんだ。もうこんな自分を見るのは嫌なんだ。 そう思うのに、もうどうにもならなかった。 なんだよ大好きって。唯、昨日あたしにも大好きって言ったよな。 誰にでもそんなこと軽々しく言うなよ。……言わないでよ、お願いだから。 自分勝手な思考だ。 唯は本当にみんなが大好きだって心から思っていて、それを素直に言っているだけなんだ。 それが唯の魅力であることだって、あたしは十分に分かっているのに。 「――田井中さん、これ答えて」 「あ、へ……?」 顔を上げると、先生が目の前に立っていた。やばい、全く聞いてなかった。 隣の席に助けを求めようにも先生の視線がこちらにロックされている。 諦めるしかないようだ。 「すいません、聞いてませんでした」 「まったく、受験生なんだから気合い入れてね」 「はい……気をつけます」 「先生! りっちゃんは普段はこんなだけどやるときはやるんです! 部長だから!」 後方から聞こえてきた唯の言葉にまた教室が沸いて、けれどあたしは振り返ることが出来なかった。 いつもなら「うるせー」だとか「お前が言うな」とかツッコミを入れてやるのに。 見ようによっては無視する形になってしまったかもしれない。 唯のことを好きになればなるほどに、あたしは自分が嫌いになっていくような気がする。 4 「それじゃあホームルームはここまで。試験も近いから、みんなちゃんと勉強してね」 さわちゃんが机で集めたプリントをトントンとそろえる。 委員長の号令がかかって、楽しい放課後の始まりだ。……楽しい、ね。自分で言って苦笑する。 こんな重たい気持ちのままで楽しい放課後なんてものが過ごせるはずもない。 鞄に教科書をつめこんで立ちあがる。 「ムギ、部活行こうぜ」 「あ、うん」 ムギの席まで行って、教室の後方を見た。唯と澪が何やら話している。 「澪」 その場から澪の名前を呼ぶと、澪がこちらを向いた。 唯の名前はなんとなく呼べない。 「ふたりとも部活行くぞー」 「あ、それがさ」 澪はそう言ってちらりと唯を見た。 「なんか唯が体調悪いらしくて」 「え?」 「今日はまっすぐ帰った方がいいんじゃないかって言ってたところ」 数学の時間はぴんぴんしてたじゃないか、と返そうとして、慌てて口を閉じる。墓穴もいいところだ。 「いつから? 唯ちゃん数学のときは元気そうだったけど」 ムギの言葉に唯がびくりと体を震わせる。 「え、えっと、ホームルームの始まりくらいかな」 「え? 唯、さっきは六時間目って言ってなかったか」 「あ、うん、えーっと、本格的に体調悪くなったのがホームルーム始まるちょっと前っていうか」 「なんだそりゃ」 そう言って澪は苦笑すると、 「とにかく今日はもう帰りなよ。テストも近いんだし、無理しない方がいいぞ」 「う、うん、そうだね。そうするよ」 「ひとりで帰れるか?」 「えーっと……」 体の前で指先をもじもじさせながら、唯がこちらを見た。……なんだよ、その何か言いたげな目は。 「りっちゃん、ご指名みたいね」 「ムギ……」 なんでそんなに嬉しそうなの、ムギは。まあ大体想像つくけど。 「はあ……分かったよ。澪、梓に今日は帰るって言っておいてよ」 「うん。ちゃんと送ってやれよ。途中で公園とかで遊んで帰らないように」 「小学生か!」 5 あたしの少し後ろを唯が歩いている。隣にはやってこない。 「唯」 「は、はい」 「歩くなら前歩けよ。後ろにいたら倒れてても気が付かないだろ」 「あー、うん、えっと……」 唯は困ったように眉を下げて、やがて意を決したようにこう言った。 「隣、歩いてもいい?」 「は?」 思わず間抜けな声が出た。 「いや、隣歩いてくれるならそれが一番いいわけなんですが……」 「だ、だよねー」 なんか、ぎこちない。やっぱり唯も数学の時間のこと、気にしてるんだろうか。 「それじゃあ、お邪魔します……」 「隣歩くのにお邪魔もなにも……って」 突然左手に触れた体温。一瞬何が起こったか理解できなくて、あたしは言葉を失う。 唯の右手が、あたしの手をきゅっと掴んでいた。 「な、なんだよ」 「……だるいから、支えて欲しいなって」 「……熱でもあんのか」 「あるかも」 「……分かった」 唯の手を握り返して足を進めた。唯の手はぽかぽかと暖かくて、柔らかい。 くそ、うるさい。うるさいぞ、あたしの心臓。 静まれ、止まれ。いや止まるのはさすがにまずい。 てくてくとローファーが地面を蹴る音。 こんなにも静かなのは、唯が大人しいからなのか、それともあたしが黙ってるからなのか、そのどちらもだからなのか。 目の前の信号がぱかぱかと点滅する。 走れば間に合いそうだったけれど、体調の悪い人間を引っ張って渡るわけにもいかない。 あたしは足を止めた。 「あのね、りっちゃん」 「うん?」 「…………怒ってる?」 ぎくりと心臓が音を立てた。 「怒るって……何に?」 「何かは……分かんないけど」 「怒ってないよ」 「じゃあ、何か悩んでる?」 「悩んでない」 「じゃあ、私に何か言ってないこととかある?」 「別になんでもかんでも唯に話すわけじゃないし」 「やっぱり怒ってるよ」 「唯、体調悪いんだろ。あんまり喋んない方がいいんじゃないか」 「体調悪いなんて、嘘だもん」 「…………」 唯の顔を見た。 真剣な顔と、泣きそうな顔がごっちゃになって、それは初めて見る唯の表情だった。 「手……離すぞ」 「やだ」 「唯」 「いーやーだ!」 「離す!」 「意地でも離さない! ふんす!」 ぶんぶんと左手を振っても、唯の手は離れない。 ぜいぜいと息を切らせて、結局あたしは諦めた。汗ばんだ手。どちらの汗なのかは分からない。 「……ねえ、私りっちゃんが怒ってるのやだよ」 「だから別に……」 「りっちゃんが怒ってると、悲しくなるんだよ」 そんな顔しないで欲しい。唯の悲しい顔は嫌なんだ。こっちまで辛くなるから。 「りっちゃ――」 「好きなんだよ」 「え?」 「唯のことが」 唯はあたしが告白したところで、その意味に気が付かないんだろう。だってお子様だし。 あたしはそう思っていて、だからこそ伝えたってきっと無駄だって思っていた。 けれど、唯のことをあたしは何も分かっていなかったらしい。 目の前で驚いたようにこちらを見る唯の顔は、はっきりとその意味を理解していた。 6 家に帰ってすぐ、「忘れて」とだけ書いたメールを送った。 あれからあたしは唯の手を振りほどいて、その場を去った。 逃げたって言い方が正しいかもしれない。唯の顔はもう見ていられなかった。 ベッドに突っ伏していると、マナーモードにした携帯がぶるぶると震える。 誰からだろう。唯からの返信だろうか。恐る恐る携帯を見ると、案の定の受信箱には唯の名前が載っていた。 件名は「ごめんね」の四文字。 本文を見る必要もなくて、あたしはそのままそれを消した。 見なくたって内容は分かってる。りっちゃんは大事なお友達だから、とかそんなことが書いてあるに違いない。 唯は優しいから、きっとあたしを傷つけるようなことは言わないだろう。 「友達だもんな」 友達に好きって言われたら、そりゃびっくりするよな。でももう、友達でもいられないんだろうな。 唯の驚いたような顔を、あたしはきっと一生忘れられない。 瞬きもせず、凍りついた表情であたしを見ていた唯。あの時の唯は、何を思っていたんだろう。 ……知らない方が、きっと幸せだ。 あたしの恋は始まる前に終わっていたんだと、どうして気が付かなかったんだろう。 叶うはずもないって、最初っから分かっていたのに。どうして……どうしてあたしは友達以上のものを望んでしまったんだろう。 やらないで後悔するならやって後悔しろ、なんて誰が言ったんだ、そんな無責任な言葉。 伝えなければずっと手にしていられたものを、あたしは失ってしまったんだ。 後悔なんて言葉で足りるもんか。 7 翌日のお昼は、みんなと一緒には食べなかった。日頃あちこちで食べているおかげで、澪もムギも和も何も言わなかった。 ただ、唯だけは悲しげにこちらを見ていて、あたしはそれが苦痛で、必死で目を逸らした。 放課後になって、あたしはまっすぐに澪の席に向かう。 「澪」 「お、部活行くか?」 「……悪いんだけどさ、あたしちょっと体調悪くて、先帰るわ」 「え、律も?」 「律もって……澪も体調悪いの?」 「いや私じゃなくて……」 そう言った澪の視線の先には、机に突っ伏したままの唯の姿。 「また寝てるのか」 「なんか熱っぽいらしいよ」 ……また仮病か。 そう思って「引っ張ってでも部室に連れていけばお菓子で元気になるよ」なんて言おうとしたところで、澪が心配そうに眉を下げた。 「お昼くらいからちょっと熱っぽいんだ。おでこも熱いし」 「え……」 「早退しろって言ったんだけど、平気って聞かないからさ」 澪は「そういうわけだから」とあたしの腕をぱしんと叩いた。 「今日も送ってあげてくれるか?」 「え……」 「お前はずる休みだろ」 「……なんでばれてるの」 「何年の付き合いだと思ってるんだよ」 これだから幼なじみって怖い。 苦笑して、そういえばなんで澪はずる休みって気が付いてて怒らなかったんだろう、と首を捻る。 そんな疑問が顔に出ていたのか、澪は優しげな顔で笑うと、 「ケンカしてるんだろ? どっちが悪いかは分からないけど、何も話さなかったらずっと解決しないぞ」 「……なんだよ、その澪らしくない発言は」 「な……」 「しかもそのお見通しですーみたいな得意げな顔がイラっとくる!」 「お前、せっかく人が親切で……!」 「うるせーやい!」 がばりと澪の頭を抱え込んで、耳元に顔を寄せた。 「……ありがと、ちゃんと謝るよ」 「…………ん」 あたしの腕の中で澪が頷いた。 と、クラスメイトに「漫才コンビが教室で愛の抱擁中」などと冷やかされ、あたしたちは顔を見合わせて笑った。 8 「だるい?」 「……ちょっと」 そう言う唯だったけれど、とても「ちょっと」とは思えなかった。 怖かったけれど、唯の手をぎゅっと握る。熱い。昨日とは比べ物にならない。 今日は本当に支えるために手を握っておく必要があるんだと感じた。 昨日はドキドキしながら歩いた帰り道が、今日はこんなにも殺風景だ。 唯が隣にいるのに、な。 「…………」 「……りっちゃん」 「うん?」 「……なんでもない」 「そっか」 ふたりして何かを話そうとしてはやめる、の繰り返しだった。 ほらね、やっぱりこうなるよな。告白して、そのまま友達でなんていられるはずがないんだ。 だってふたりして触れちゃいけない話題があって、それで自然でいられるはずがない。 これからはもう唯が抱きついてくることもないし、いつもみたいに「大好き」なんて言ってくれることもない。 たとえそれが友達としての「大好き」でも。 「りっちゃん」 「……ん」 「なんで泣いてるの」 「へ?」 唯の指先が頬に触れた。濡れてる。 「あ……ごめん、なんかちょっと」 慌てて手の甲でごしごしと目元をこすって笑顔を作ってみせた。 ……と、ここであたしはようやく当初の目的を思い出した。 そういえばあたしは謝るためにこうやって唯と歩いているんだった。なんでこんな風に心配させてるんだ。 「唯、歩きながらでいいから聞いて欲しいんだけど」 「うん」 「だるいだろうし、返事とかしなくてもいい」 「…………ん」 わずかに手を握る唯の力がこもった。滲んだ汗は、今日は間違いなく唯のもの。 「昨日、ごめん」 「…………」 「あたし勝手だった」 「…………」 「だから――」 「りっちゃん、それって、」 遮るようにして唯が言った。足を止めた唯に手を引かれるようにして立ち止まる。 「私に好きって言ったこと謝ってるの?」 それとも、と唯は続ける。 「昨日の夜、来てくれなかったことを謝ってるの?」 「へ……?」 するりと唯の手が離れた。吹き抜けた風が手に残った唯の体温を奪っていく。 「夜って、なんのこと?」 「だから、メールで……」 「…………」 「もしかして、メール見てないの?」 こくりと頷くと、唯はへなへなと力が抜けたようにその場に座り込んだ。 「お、おい、唯!」 「あはは……なんか力抜けちゃったよ……」 唯に駆け寄っておでこに触れた。熱い。……これ、結構熱あるんじゃないのか。 「大丈夫か? ほら、背中乗って」 「え、いいよ、重いし」 「お姫様だっことは無理だけど、おんぶならいける。ほれ、早く」 「…………」 少しだけ強めの口調で言うと、もそもそと唯が背中に乗ってきた。 9 「ごめんね、りっちゃん」 「……いいよ。ていうか熱あるのに変な話してごめん」 「変じゃないよ」 そう言って唯は背中で何やらごそごそとしたかと思うと、あたしの目の前に携帯を掲げた。 ディスプレイに映っていたのは、送信メール。件名は「ごめんね」だった。 「…………」 信号待ちをしながら、その本文に目を通した。 今日は何も言えなくてごめん。 今からりっちゃん家の近くの公園に来れないかな。伝えたいことがあるから。お願い。 「……じゃあ、昨日はあたしを待ってて? まさか熱もそのせいじゃ……」 「あ、それは違うよ。お風呂入って、そのまま髪の毛乾かさないで床で寝ちゃって……」 唯はそこまで言ってくすりと笑う。 「ああでも、りっちゃんのこと考えてたから、りっちゃんのせいかもね」 「……ばか」 「えへへ」 唯の腕がきゅっとあたしの肩に巻きついたかと思うと、 「ねえ、りっちゃんは、いつから私のこと好きって思ってくれてたの?」 などと、とんでもないことを訊いてきた。思わずぎょっとして体が揺れる。 「ずっと前から?」 「い、いや……つつつつい、最近」 ってなんでバカ正直に答えてるんだ。 「やっぱりそうだと思った」 「なんで分かるんだよ」 「りっちゃん、知ってる? 長い片思いをしてるとね、だんだん上手になってくるんだよ」 「上手って……何が?」 「好きな人が自分の気持ちに気が付いてくれなくて苦しかったり、 他の人と仲良くしてる姿見て悲しくなったり……そういう気持ちを隠すことが」 唯の柔らかい声。唯はいまどんな顔をしているんだろう。見ることは出来ないけれど。 「あとね、冗談混じりに好きって言って、気が付いてくれないかなあ、ってお願いすることとか」 そこまで言って、唯は「でも」と間を置く。そして意を決したように息を吐くと、 「胸がちくちくするのはどうしたって慣れないんだよ。私はいまだってりっちゃんが誰かと仲良くしてたら胸が痛いし、 今日だって澪ちゃんに抱きついてるのが嫌だった」 「…………」 足を止めた。止まってしまった。唯の言葉の意味を、理解したから。 唯があたしの背中から降りた。 まだふらふらはしていたけど、さっきよりは幾分かマシになっているようだった。 「片思いの長さなら、私はりっちゃんよりもずっと先輩だよ?」 つまりりっちゃんよりも大人なのです。えっへん。とわけの分からない自慢をして、唯は胸を張った。 一方のあたしは、情けないことに身動きが取れなくて、じっとこっちを見ている唯に近づくことも、遠ざかることも出来ないでいる。 心臓がばくばくとうるさい。止まれ。いややっぱり止まるな。 今の言葉が全部なくなっちゃうなんて、あたしはそんなの嫌だ。 足が動いた。思いっきり唯を抱きしめた。筋肉の少ない唯の体は、女の子独特の柔らかさ。 こうするのが自然だったかのように、しっくりと腕に馴染む。 「あたし、好きなんだ」 「うん」 「唯のことが、ほんとに」 「えへへ、ありがとー。私もりっちゃん大好きだよ」 その言葉に、放課後の部室でのことを思い出した。 そっか、唯はそうやって、あたしに気持ちを伝えようとしてくれてたんだな。 「……もっと早く気が付けば良かった。唯はいっぱいヒントくれたのに」 「そうだよー。りっちゃんがこんなに鈍くなかったらもっと話は早かったんだから」 「ごめん……って、よく考えたら唯だってあたしの気持ちに気が付いてなかっただろ」 「う……だってりっちゃんは私のこと妹みたいな感じで見てるとしか思えなかったんだもん」 「……まあ大体合ってるけど」 「ひどい!」 「こら、腕の中で暴れるな!」 「ぴちぴち!」 「こりゃーついに川の主を釣り上げたぞ……ってばか、乗らせるな!」 抱き合ったまま笑いあって、そのまま唯がぐったりとあたしの肩におでこを乗せた。 のぼせた、と頭から湯気を出しながら。 10 「三十八度ちょうど」 「……キリがいいね」 「あほ!」 ぺちんとおでこを叩いて、冷却シートを唯のおでこに貼ってやった。 自室のベッドに寝転んだ唯。憂ちゃんはまだ帰宅していないようで部屋の中は静かだった。 「まあ、あたしのせいでもあるからあんまり強くは言えないけど」 「おでこ叩いてから言うセリフじゃないよりっちゃん……」 唯は涙目でそう言って、布団を口元まで上げた。 「あのね、りっちゃん」 「ん? 喉乾いた?」 「ううん、そうじゃなくて」 「好きだなあって思って」 「んなっ……いきなり何を言って……」 「私ね、りっちゃんのこと好きだよ」 布団の中からまっすぐに見つめられて、ドギマギしてしまう。目を逸らすことも出来ないでいると、唯が目を細めて笑った。 「りっちゃんの顔ね、好きだよ」 「そりゃどうも」 「面白いとことか、実は緊張しいなとことか、気配りさんなとことか、優しいとことか」 「うぐぐ……」 「あと褒められてどう反応したらいいのか分かんなくて困ってるところとかも、可愛くて好き」 「お前……」 ガツンと言ってやろうとしたけれど、嬉しそうに笑う唯の顔を見たら、何も言えなくなってしまった。 結局、関係が変わろうともあたしはやっぱり唯には敵わないわけだ。 「……ありがと。照れるけど、やっぱり嬉しい」 「うん。……だから、この間は悲しい顔させちゃってごめんね」 「唯のせいじゃないし、ああいうのがあったおかげで素直になれたから」 「そっか、じゃあ……いっか。次にりっちゃんが悲しい顔してたら私がなんとかする」 「すごい自信だな」 「とっておきの方法がありますから」 「唯じゃあるまいしお菓子じゃ釣られません」 「うー、りっちゃんが反抗期だ」 唯はすんすんと鼻を鳴らして、そのままちょいちょいと指先で私を呼ぶ。 「りっちゃん、顔こっち」 「へ?」 「もっとこっち来て」 「なに」 「いーからいーから」 「なんだよ一体……」 身を乗り出した拍子、あたしの唇に唯のそれが触れた。少しだけ乾燥した唇。 二センチほどの距離で、唯は「リップ塗っておけば良かった」と小声で言った。 「……りっちゃん、顔にやにやしてる」 「うるせー」 「あ、そういえば……風邪うつっちゃうね、これ」 「……熱出たら唯のせいってことか」 「う……じゃあ、菌返して?」 「…………」 この後、きっちりと唯に風邪の菌を返したはずなのに、翌日あたしは見事に熱を出した。 おかしな話だ。 おわり